掲示板
「掲示板」の業務アプリを作成することで、全社や特定部署に向けてお知らせなどを掲示することが可能です。
また、ご利用のポータルなどに配置することで、より宛先に届きやすくなります。
応用可能な業務例
今回作成する掲示板をもとに複雑な業務フローを必要としないデータを蓄積して、公開するような業務アプリの作成が可能になります。
☑日報 ☑文書管理 ☑顧客マスタ ☑ノウハウ管理
作成手順
掲示板の完成イメージ
最終的な完成した画面のイメージです。この掲示板の作り方を見ていきます。
入力画面のレイアウトを考える
必要な項目を洗い出し、EXCELや紙などで大まかなレイアウト(ラフ案)を検討します。
- 必要な項目を検討します。
例:発信部署・発信者・宛先(対象部門)・掲示期間(開始日/終了日)・タイトル・詳細・補足資料(添付ファイル) - 上記の項目をもとに、レイアウトを考えます。
※シンプルに順番に並べても大丈夫です。紙にイメージを書いてみましょう。
レイアウト案が固まったら、SmartDB上で「バインダ」を作成していきす。
キャビネットの作成
掲示板のアプリ置くためのキャビネット(階層)を作成します。
確認ポイント
キャビネット作成について詳細は下記を参照ください。
・1-1 キャビネット・バインダを作ってみよう
・1.文書管理機能について
「全社共通」のキャビネットを作成します。
※名前以外の変更は必須ではありません。
※必要に応じてキャビネット管理者を変更してください。
バインダの作成
作成したキャビネット配下に「掲示板」のバインダを作成します。
※名前以外の変更は必須ではありません、必要に応じてキャビネット管理者やバインダ管理者を変更してください。
フォーム定義
作成したバインダにレイアウト案に合わせて入力欄を「フォーム定義」で設定していきます。
確認ポイント
フォーム定義の詳細については下記を参照ください。
・ 1-2 日報の入力フォームを作ってみよう
・ 1ー1.文書管理編
フォーム定義でラベルと入力用の部品を利用して、使いやすい入力フォームを作成します。
レイアウトにあわせて必要な「ラベル」「使用部品」をまとめます。
フォーム定義でひとつひとつの「ラベル」「部品」を作成していきます。下記は完成したイメージです。
ビュー定義
作成したレコードを確認するための一覧ビューを作成します。
確認ポイント
ビュー定義の詳細は下記を参照ください。
・ 1-3 日報のビューを作ってみよう
・ 1-2.実践編その1~サンプル業務をもとにバインダ作成~
1.登録文書「全件」を表示させる一覧を作成します。
表示項目:「操作ボタン」「宛先」「タイトル」「発信部署」「最終更新日時」
2.「今見るべき文書」だけが表示させる一覧を作成します。特定の条件に合致する文書の一覧を表示するためにフィルタ定義を使います。
確認ポイント
フィルタ定義の詳細は下記を参照ください。
・ 1-5 自分が登録した日報の一覧を作ってみよう
・ 1-4.実践編その3
「今見るべき文書」の条件をフィルタ定義によって作成します。
下記条件のすべてに一致するように設定します。
- 宛先=ログインユーザを含む
- 掲示期間の開始日が本日以前
- 掲示期間の終了日が本日以降
3.そのほかに掲示板の一覧を作成する。
ほかに「掲示板」の一覧を作成する場合は、既存の一覧の設定を再利用できます。
このビューに対して先ほど作成したフィルタ定義を適用することもできます。
その他の機能を利用する
重要度の設定
1.重要度を設定して、重要な文書は強調表示できます。「条件に合致する場合に強調表示にする」機能を利用します。
- 単一選択部品を利用して、「重要度」の項目を作成すします。
- 選択肢は「重要」と「通常」(初期値)とします。
「重要度」の項目を一覧に追加する。先頭に配置する想定。
2.「重要度=重要」の場合に強調表示の設定をします。
- 「重要度=重要」のフィルタ定義を作成します。
- フィルタ定義を利用して、「部品書式」にて「重要度」項目の強調表示設定します。
既読未読機能
「既読未読機能」を使って文書の既読未読が一目ででわかるように設定できます。
バインダ属性より「既読未読機能」の設定を行います。
掲示板をポータルへの表示。
SmartDBのコンテンツをポータルに表示できます。
作成した一覧で ( i ) を操作して、「ポートレット用」のURLをコピーします。
コピーしたURLをポータル製品にて定義します。同じ画面でポータルに表示するときの細かな設定もできます。